シェル・レラン風ガレット料理スキル33から生産可能、レシピバインダーは「食べ物 No.2」のNo.114
ダイアロス島での材料そば粉 x2、ヘビの卵 x2、ミニ ウォーター ボトル、塩、ベーコン、チーズ
地球での材料そば粉、鶏卵、水道水、塩、豚肉のベーコン、とろけるチーズかモッツァレラチーズ、オリーブオイル
Master of Epicは一応なりとも架空のゲーム世界なので、そこに登場するお料理レシピを地球生活において忠実に再現することは非現実的なのです。なるべく近いと思われる状態にコンバインした後には、必ず美味しく食べることを想定したおりょーりですよ。

地球にお住まいの皆さんは「ヘビの卵」を食べる習慣が無いだろぅし、代替の材料には鶏卵を持って来るのが妥当でしょぉーかね。卵が2個ということは、きっと、焼く前にそば粉と混ぜ混ぜする1個と、焼きながら生地に載せる1個だろうと思われます。
「ミニ ウォーター ボトル」とは、きっと地球生活では500mLのPETボトルに入っている水が相当するアイテムなんでしょうが、地球の現代日本においては一般家庭に供給されている水道水でも用は足りるでしょう。Master of Epicの世界観だと、きっと飲料用の衛生的な水を水道から得るという習慣が無いのだろぅと考えられます。
ダイアロス島のベーコンは、必要とされる材料に「ライオンの肉」という名称のアイテムが含まれていることから、察するにライオンさんの肉を燻製にした加工肉を「シェル・レラン風ガレット」でも使っているのだろぅと思われます。
しかし、地球にお住まいの皆さんが一般的に食べるベーコンは豚肉から作られているし、材料の流通やお値段の現実的な事情と、それに、コンバインしたら美味しく食べるのが重要なことですから、地球人向けの「シェル・レラン風ガレット」では豚さんの加工肉を採用しています。
チーズは、ダイアロス島では唯一「チーズ」しか存在しませんが、地球の食文化でチーズと言ったら何種類もあるのです。地球にお住まいの皆さんが、最も手に入れやすく安価で加熱調理に適したチーズといえば「とろけるミックスチーズ」でしょうね。
他には、もー少し豪勢にするとフレッシュタイプのモッツァレラチーズでしょうねぇ。ピッツァマルゲリータなんかに使われている、水分の多い、風味豊かで、おいしーチーズですよ。
ダイアロス島の「シェル・レラン風ガレット」では材料に油脂の類が含まれていないのですが、焼く時には油が必要なので、オリーブオイルを材料に加えました。
シェル・レラン風から外れてもいいのなら、バランス的にはお野菜も欲しいので、ほうれん草やら薄切りのピーマンとか人参辺りを使ぅのもいいですよ。ピッツァに使ぅよーな具をそのまま持って来れば、お味に間違いありません。
コンバイン
そば粉 | 100g |
塩 | 2g(小さじ半分) |
水 | 200mL |
鶏卵 | 1個 |
そば粉と塩だけで混ぜ混ぜします。
粉とは別のボウルで鶏卵を溶いて水も加えて混ぜ混ぜします。
一旦、粉と液体を別に混ぜるのです。

粉も液体もそれぞれ均一に混ざったら、粉の入っているボウルに液体を垂らしながら混ぜ混ぜして、全量を均一に混ぜ合わせます。
混ぜたら寝かすそうですが、メスメライズやラリホーマではなく冷蔵庫を使ぅのです。
クックパッドを参考にすると似た様なおりょーりの説明には「冷蔵庫に入れて1時間以上」とか「一晩寝かす」とあるので、混ぜた後に置いておく時間はてきとーでいいみたいです。

生地を混ぜ混ぜして冷蔵してから、およそ5時間が経ちました。このとーり、流動性は高いままです。

オリーブオイル | ちびっと |
ベーコン | 好きなだけ |
とろけるミックスチーズ | 好きなだけ |
モッツァレラチーズ | 好きなだけー |
鶏卵 | 1個 |
ベーコンは1cm幅くらいに、モッツァレラチーズは8mmくらいの厚さに斬っておきます。
必ず、生地を焼き始める前に斬っておくのです。焼きながら斬っている様では確実に失敗します。

表面がきめ細やかで貼り付きにくい、フッ素樹脂加工のフライパンを使ってガレットを焼きます。
加熱しながらオリーブオイルを伸ばしたら、生地を流し入れて焼き始めます。
液状の生地はフライパンに付いた瞬間から凝固が始まりますから、なるべく短時間で素早く面積を広げて下さい。
広げるのにかけられるお時間は、ほんの数秒ですよ。固まったら流れないのですから、数秒で広げ終わらなければなりません。

液状だった生地が、上に具を載せても崩れない程度に固まったら、中央を空けてベーコンとチーズをリング状に置きます。
具に何を使おぅが自由ですが、チーズは必ず最も上に置きます。
チーズはダイアロス島のアイテムでは「チーズ」しかありませんが、地球生活なら「とろけるミックスチーズ」でも「モッツァレラチーズ」でも好きなだけ使って下さい。
リング状に置いたベーコンとチーズの内側に、生卵を静かに置きます。あらかじめ計量カップ辺りに卵を割って出しておいて、ガレットの上に生卵の入ったカップを持って来て傾ける置き方が確実です。雑な作業では失敗し易いのですよ。
具を間違いなく置けたら、チーズを水蒸気で溶解させるために、ふたをします。
加熱は絶えず連続しているのですから、撮影しながらでは困難です。なるべくなら他の作業は避けて焼くことに集中するべきです。

チーズが少ぅし溶けて粘着質に変化して来たら、焼けて行くガレットの端をつまみ上げて、木べらで折りたたんで四角形に整形します。たたんだ端をチーズで貼り付けるのです。このために、チーズを最も上に置くのです。
参考画像のガレットは、実は焼く工程で少し失敗しているのです。先に凝固した領域と、遅れて凝固した領域との境に、時間差の痕跡が筋の様な段差となって現れてしまい、外見があまり美しくない状態となりました。
撮影しながら作業している都合上、カメラを操作するために数秒から1分くらいの時間経過が必ず入るので、素早く作業しなければならない工程は特に失敗し易いのです。

形が整ったら、ふたをして高熱の水蒸気で満たして待ちます。卵が半熟になれば焼き上がりです。

クレープの生地を焼く様に、
なるべく素早く、
なるべく薄く、
なるべく広く、
後の工程を成功し易く生地を焼きます。

モッツァレラチーズの形状は、塊をスライスした円盤状ですから、大きくリング状に並べるのは難しいのです。
中央のくぼみが狭いと、生卵の白身が収まり切らずに流れるでしょぅが、生地の上に乗っておれば問題ありません。生地の面積をなるべく広く焼くべきという理由が、ここにあります。

生卵が漏れ出てしまわない様に、うまいこと生地の内側へ収めて下され。

参考画像では、盛り付けた後、食べる直前に材料外のトマトやハーブミックスを加えています。唐辛子も合いますよ。

ダイアロス島では、ミーリム海岸とレクスールヒルズにトマトが自生しています。
ガレットを焼く作業は・・・
生地が厚過ぎては、折り目が崩れます。
生地が小さ過ぎては、折ると生卵が漏れ出ます。
生地が柔らか過ぎては、端をつまみ上げよぅとすると崩れるので折れません。
生地が固まり過ぎては、柔軟性が足りず折れません。
チーズが溶けていないと、折っても貼り付かず折り目を維持できません。
チーズを溶かすつもりで加熱し過ぎると、生地が固まり過ぎます。
チーズを卵が覆っていると、折っても貼り付きません。
作業者のお料理スキル値が33以上なら、上手に焼けるらしぃです。折りたたむのが難しい様なら、いっそのこと端を折らずとも形がどうであれ、平らなまま焼き上げてもお味は変わりませんよ。塩味のそばとベーコンエッグとチーズを一緒にお口に収めたのと同じことです。
ガレットを焼く時は、撮影とかゲームなんてやらずに、焼く作業だけに集中した方が上手に仕上がります。

終わりの画像3枚、カレーパウダーのかかっているガレットは、日を改めて焼く作業だけに集中して美しく焼き上げた「シェル・レラン風ガレット」です。

折り返すと上を向く最も端の部分だけは、水分がすっかり蒸発して硬くもろくなり、揚げたての春巻きの皮みたいな食感になるのが理想的です。

「シェル・レラン風」と冠するくらいなら、魚介類を材料に含みそうなお名前なのにー。